名前 青幹之ひかりメダカ通 |
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学名 Orizias latipes var. Miyuki | |
価格 1000円〜 | |
幹之メダカの本を制作していて、何の疑問もなく、撮影を続け、ほぼ撮影が終わったと思っていた時、広島にある『めだかの館』から来たDMをボーッと見ていた。以前、朱赤透明鱗メダカを購入したので、「お得意さまへのセット特価 第4弾」が届いていたのだが、その中に、この青幹之ひかりメダカが掲載されていたのです。「あっ、幹之のひかりタイプの撮影をしていなかった(大汗)」と気付き、慌てて『めだかの館』に連絡すると、まだ売れてはいなかったので、「ラッキー!」と思って購入したのです。 ご覧のように、ひかりメダカのため、背ビレ前方は特有の光沢があり、幹之の輝青色のラインは打ち消されがちなのですが、背ビレ、しりビレ、そして体側に幹之らしい輝青色の色合いが見えたのです。幹之メダカの多くのタイプで見られるように、この輝青色はメスの方が派手に出る傾向はひかりメダカタイプでも同様のようです。 成魚サイズで届いたこの魚、頑張って採卵して、更に美しい個体を作ってみたくなる衝動に駆られる魅力に溢れていると感じました。 最新品種の繁殖を楽しむなら、やはり『めだかの館』のセット品ははずせないのです。
2012/2/12 F.M. |
名前 レッドビーシュリンプ |
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学名 Neocaridina sp. | |
価格 800円〜 | |
『レッドビーシュリンプ Vol.9』を出版してから3年のブランクを作ってしまいましたが、今年の5月にいよいよ、『レッドビーシュリンプ Vol.10』を発刊いたします。そのために、実際にレッドビーシュリンプを飼育、繁殖させ、それをブログ形式で紹介するページを作るための水槽を数日前に立ち上げました。これからここの写っているエビたちが60cm水槽でどのように生活していくか?日々、撮影していくつもりです。もちろん、ターコイズ、ブラックシャドウ、タイガーシュリンプクロスなどの最新、人気品種もしっかりと撮影していきます。ご期待ください。 2012/2/10 F.M. |
名前 近海産海水魚普通 |
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学名 | |
価格 - | |
株式会社クロコの水槽で撮影したものです。どれも食用や釣りの対照魚としては有名ですが、活魚屋さんの水槽以外で見ることはあまりないものです。青く大きいのがカスミアジ、赤いのがマダイ、黒く細長いのがスズキ、小さい縞のがイサキ、そして底にはヒラメが隠れています。飼う魚として見てみれば、どれも綺麗な色合いやよいキャラクターを持った魚たちです。これらの魚は3月の24日から横浜で行われるフィッシングショーでも展示されるそうです。クロコは観賞魚業界からは初めてこのショーに参加し、『釣った魚を飼う』という新提案を行うそうです。アクアリウムの魚というと輸入される熱帯魚と思われがちですが、日本にも魅力的な魚はたくさんいます。また、釣りをする方も、キャッチ&リリースやキャッチ&イートだけでなく、キャッチ&キープという新たな世界を知ることになるでしょう。お近くの方はぜひパシフィコ横浜を訪れてみてはいかがでしょうか。
2012/2/10 Y.T. |
名前 ブラックメダカ |
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学名 Orizias latipes var. | |
価格 1000円〜 | |
ブラックメダカは、野生体色のメダカが黒メダカと呼ばれるものとは異なり、改良品種のひとつとして流通しているものです。野生体色のメダカが黒というより褐色をしているのに対し、このブラックメダカは黄色素胞が消失した青メダカのように、黄色素胞が少なくなりながら、黒色素胞が体表に広く現れたものです。写真に撮ると青メダカっぽく撮れてしまうカメラマン泣かせの色合いです。ピュアブラックと呼ばれる系統は、この系統より更に黒さがある品種で、見事なオールブラックを見せるものもいます。 『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めていますが、その本の中では様々な遺伝の話しも紹介する予定です。 2012/2/2 F.M. |
名前 白透明鱗メダカ(普通タイプとヒカリタイプ)普通 |
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学名 Orizias latipes var. Clear White | |
価格 800円〜 | |
パンダメダカなどとも呼ばれる透明鱗を持ったメダカは、最近の人気品種の中でも注目を浴びている血統のひとつです。その要因となっているのが、下で紹介したような赤黒透明鱗メダカ、1/26に紹介した朱赤透明鱗メダカなど、人気の三色メダカの周辺に、この透明鱗を持ったタイプがいるからです。しかし、今回紹介する白透明鱗メダカは、当たり前の品種でありながら、このようなシャープな顔付きと綺麗な脊椎骨を持った個体が意外に少ないのが現状なのです。 珍しい新作メダカを作るためには、系統的に固めるために少数から始める近親交配、累代繁殖が基本となりますが、目前メダカ、出目メダカでわかるように、頭蓋骨の変形はしっかりと子孫に遺伝していくものです。新作のメダカがメダカ人気を支えているのは間違いありませんが、やはり綺麗な体形、綺麗な顔つきをしっかり維持することも基本中の基本で、忘れないようにしておきたい大切なことです。 ピーシーズでは、メダカのバリエーションを多数紹介、その改良の面白さを一挙に紹介した『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めています。 2012/2/2 F.M. |
名前 赤黒透明鱗メダカ |
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学名 Orizias latipes var. | |
価格 2000円〜 | |
透明鱗メダカは、色素がほとんどなくなり、内臓や骨格が明瞭に見えるメダカですが、最近では、その透明鱗の血統を持った、様々なタイプのメダカが作出されています。この赤黒透明鱗と呼ばれるタイプも、元々は楊貴妃のブチメダカだったものに、透明鱗性の血統を交配することによって得られたものです。遺伝子式では、ちょっと複雑なのですが、ランダムな交配を行うより、狙って作っていく方法が何よりです。 『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めていますが、その本の中では様々な遺伝の話しも紹介する予定です。 2012/2/1 F.M. |
名前 台湾産の小型シュリンプ |
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学名 Caridina spp. | |
価格 - | |
台湾産の可愛らしいエビが練馬にある(株)クロコに入荷しました。まだそれほど数も多くないようで、今回はどれもサンプル的な少数の輸入でした。まだ日本での呼び名は決まっていないようで、漢字表記でしたが、いずれわかりやすい名前が付くと思われます。最も大きいのでも紅槍の2.5cmほどで、それ以外はビーシュリンプと同じくらいの大きさです。日本にも生息するヒメヌマエビにも似たタイプもおり、卵を持っているものもいたので水槽内繁殖の可否もわかりそうです。飼育水槽はチェリーシュリンプなどと同様のセットに入っていますが、問題はないようでした。色味や模様のバリエーションのある種もいるので、今後まとまった数での入荷が待ち遠しいものです。 2012/1/30 Y.T. |
名前 朱赤透明鱗錦メダカ |
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学名 Orizias latipes var. | |
価格 2000円〜 | |
紅白色のメダカは、三色メダカと並び、最近、注目度が高くなってきている品種の一つです。このメダカは広島にある『めだかの館』の現物メダカ販売のコーナーで見つけたもので、。両頬透明鱗と片頬透明鱗のセットでした。色合いは魅力的で繁殖させることが楽しみです。メダカの体色の緋色の分布がどういった遺伝をするのか?繁殖させて確かめてみたいと思います。 『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めています。 2012/1/26 F.M. |
名前 白光メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Pure White | |
価格 500円〜 | |
改良メダカの中でも古くから親しまれている白メダカの光タイプです。年々、改良が進み、バリエーションが豊富になってきているメダカですが、古い、新しいより、品種毎の魅力をもっと楽しんでもいいかと思います。久しぶりに飼育した白光メダカのオス同士がフィンスプレッディングする姿は、やはり美しかったですし、卵を抱えて泳ぐメスを見た時には、やはりメダカ飼育の楽しさの一端を見せてくれました。 白メダカの場合、その色合いにより、ピンク、シルキー、ピュアホワイトなど様々な色分けがされますが、それもメダカの持つ遺伝子の微妙な組み込まれ方によって変わるもので、そこもメダカの交配の楽しいところです。 ピーシーズでは、メダカのバリエーションを多数紹介、その改良の面白さを一挙に紹介した『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めています。 2012/1/25 F.M. |
名前 イエローストライプシュリンプ |
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学名 改良品種 | |
価格 1500円〜 | |
中国から輸入された小型エビです。改良品種のようですが、原種の詳しい情報はないようです。レッドビーシュリンプやチェリーシュリンプなどと同じくらいの大きさの小型種で、飼育も同様に楽しめます。頭の先から尾までしっかりと入る太いバンドが特徴で、体色も透明感のある黄色が儚げな美しさを見せます。チェリーシュリンプのイエローにもストライプ模様を持つものがいますが、こちらは中国産とされています。スラウェシや台湾、中国などからは次々と小型エビが紹介されており、まだまだ楽しめる分野だと思います。
2012/1/23 Y.T. |
名前 チェリーシュリンプのバリエーション |
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学名 改良品種 | |
価格 400円〜 | |
真っ赤に染まる姿と飼育繁殖の容易さで親しまれている台湾産のレッドチェリーシュリンプですが、より赤味を濃くしたスーパーレッドチェリー、極火蝦と呼ばれる品種がすでに紹介されていましたが、最近になって新たな色合いが見られるようになりました。鮮やかな黄色をしたイエローチェリーシュリンプとミカンのようなオレンジチェリーシュリンプです。どちらも美しい色合いを持っており、水槽内での存在感は抜群です。体色の濃さやうっすらとしたバンド模様など個体差も見られ、落ち着くにつれて色合いが濃くなったりもします。また、水草についたコケなども精力的に食べてくれます。性質もおとなしいため、小型魚やエビに害をなさない魚とであれば混泳も可能です。レッドチェリー同様に水槽内繁殖も可能ですが、魚が一緒の場合は食べられてしまいます。十分な水草が入った水槽にエビだけで飼育していれば、ほどなくして稚エビをみることができるでしょう。 2012/1/23 Y.T. |
名前 フクロアマガエル |
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学名 Gastrotheca riobambae | |
価格 18000円〜 | |
エクアドルやコロンビアに生息する体長6cmほどの小型カエルです。その名前の由来はメスの背中に袋状の場所があり、そこで卵を守ることからきています。ちょうど腰の辺りに巾着のようになった場所があるのがメスになります。オスでも一見すると袋に見えるようなしわがついていますが、比べてみると一目瞭然でした。アマガエルの仲間ですが、地上を歩く様子はヒキガエルを思わせる動きです。ただし、やはり立体活動もしますので、ケースの蓋はしっかりと管理しましょう。今回入荷したのはエクアドルでのCB個体とされており、体長も5cm近く、雌雄判別もでき、落ち着くとイエコオロギをよく食べていました。
2012/1/23 Y.T. |
名前 琥珀光メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Kohaku | |
価格 1000円〜 | |
黄金系のメダカから2004年に広島県にある『めだかの館』で作出、命名された楊貴妃メダカとの類縁関係が強い人気のある系統の光タイプです。尾ビレや顎下からしりビレ基底前端にかけて楊貴妃メダカ同様、朱色が出現するのが特徴のひとつです。最近では、幹之メダカや三色メダカに注目が集まり勝ちですが、こういった名品と言える品種をじっくりと飼育することもメダカを楽しみひとつの方法です。意外に良魚に出会うのが大変だったりする品種でもあります。奇形を徹底的に淘汰しての累代繁殖を楽しみたいものです。 2012/1/17 F.M. |
名前 黄金光だるまメダカ |
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学名 Orizias latipes var. Gold | |
価格 2000円〜 | |
体の金色が美しい黄金メダカのだるま体形のメダカです。金皇丸の名称も与えられていますが、一般的にはなっていないところがあります。黄金メダカも2001年に広島にあるめだかの館によって発表された品種で、黄金光メダカの群泳は見事なものです。もっと飼育を楽しむ人が増えても良い良系統です。
もっと
メダカのバリエーションを多数紹介、その改良の面白さを一挙に紹介した『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めています。 2012/1/16 F.M. |
名前 ミルキー光メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Milky | |
価格 1500円〜 | |
ヒメダカ色と白メダカ色の中間的な色合いをしたメダカをミルキーと呼ぶことがあります。その光メダカタイプになると、さらに色合いの白さが増し、ピュアホワイトに近い色合いになります。このメダカは埼玉県加須の市場に出品されたもので、体も大きく、しっかりとした体形をした良魚です。このまま育てても良し、また他の品種と交配しても良しのメダカです。 2012/1/16 F.M. |
名前 菊鱗黄金メダカF5 |
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学名 Orizias latipes var. Kikurin-Ougon | |
価格 3000円〜 | |
菊鱗黄金メダカと名付けられた特異な色合いをもった個体(最下段右:めだかの館写真)を交配したF5の兄弟メダカたちです。メラニンとグアニンの両色素の変異個体と思われ、これまでに黒体色で吹雪メダカが、黄色体色で黄金メダカが誕生しており、その誰でもがアッと驚くような色合いに目を奪われた方も多いかと思います。 このF5では、右のような様々なタイプが現れており、またノーマル個体では琥珀メダカ、ブラックメダカが誕生してきます。このことから見ても、菊鱗黄金メダカ、吹雪メダカともに個体変異、いわゆるミュータントであろうと想像できます。御存知かもしれませんが、熱帯魚のソードテールでメラノーマが遺伝することが知られています。メダカにメラノーマのようなものがあるのかは不明です。メラノーマは、致死性もあり、果たして、典型的な菊鱗黄金メダカ、吹雪メダカが再び出現するか?は誰もわからないところかもしれません。内臓が黒く見えるのは、内臓の透明鱗性の部分が働いているのだと思われます。体内の黒色色素(メラニン)が何らかの影響で体全体に拡がるのでしょうが、そこにはどうやらブラックメダカの血統が不可欠のように思われます。この兄弟メダカは50匹ほどおり、その中から厳選した10個体で累代繁殖していこうと思っています。個体変異が遺伝に関与することはごく稀れですが、やっていきたいところです。 今年は、メダカのバリエーションを多数紹介、その改良の面白さを一挙に紹介した『メダカ百華』を春に創刊する予定で撮影を進めています。 2012/1/13 F.M. |
名前 アルビノ幹之メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Miyuki | |
価格 3000円〜 | |
幹之メダカでもリアルレッドアイのアルビノ個体が作出されています。写真の個体は山口県防府市の武原氏による繁殖個体で、次期種親にはスーパー光を持っておられます、非常に美しいアルビノの白っぽい体色に背面に青色が差す幻想的な品種です。アルビノ品種はF2から出てくる地道な作業で、そこに幹之の輝青色の線を入れようとする繁殖は、遺伝を理解しながらの交配になり、レベルの高い方法です。体形でも普通体形、だるま体形、半だるま体形の全てが出ています。まだそう多くは流通していませんが、またこれで幹之のバリエーションが豊富になり、また改良していく楽しみも大きくなりました。 今年は、Enjoy Aquarium Seriesの新刊で、幹之メダカの楽しみ方を出版する予定だけでなく、『メダカ百華(仮題)』という改良メダカの楽しみ方を一冊にまとめた決定版を出版する予定でおります。 2012/1/13 F.M. |
名前 白幹之メダカ スーパー光 |
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学名 Orizias latipes var. Miyuki | |
価格 3000円〜 | |
幹之メダカには青と白の2タイプが知られています。写真の個体は神奈川県川崎市の中里氏による繁殖個体で、写真の個体は背の輝青色の幅が広いものをチョイスしました。どちらかと言えば青幹之に人気が集中する傾向がありますが、白幹之もどうしてどうして、すっきりとした美しさがある魅力的な品種です。
今年は、Enjoy Aquarium Seriesの新刊で、幹之メダカの楽しみ方を出版する予定でおります。 2012/1/7 F.M. |
名前 幹之メダカ 強スーパー光 |
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学名 Orizias latipes var. Miyuki | |
価格 8000円〜 | |
幹之メダカは広島にある『めだかの館』の大場氏によって名付けられた品種で、写真の個体は神奈川県川崎市の中里氏による繁殖個体で、上はスーパー光でも強スーパー光と呼ばれる最上級の個体で、頭部やエラぶたにまで幹之特有の輝青色の色合いが乗っています。 下の個体はスーパー光のだるまタイプで、頭部にまで輝青色の色合いが乗った個体は1万円以上することが普通です。 スーパー光同士を交配した場合、全てがスーパー光になる訳ではなく、幹之メダカの場合、この輝青色の色合いは、メスの方に強く出る傾向があり、良いオスをしっかりと確保することが大切です。良い血統のスーパー光を入手して、卵や稚魚をしっかりと管理して美しい個体を作出してみることに挑戦してはいかがでしょうか?幹之メダカはスーパー光を持っていることで、他の体内光、強光などをじっくり楽しめるようになるものです。 今年は、Enjoy Aquarium Seriesの新刊で、幹之メダカの楽しみ方を出版する予定だけでなく、『メダカ百華事典(仮題)』という改良メダカの楽しみ方を一冊にまとめた決定版を出版する予定でおります。 2012/1/7 F.M. |
名前 幹之メダカ スーパー光 |
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学名 Orizias latipes var. Miyuki | |
価格 5000円〜 | |
2007年から知られるようになった幹之メダカは、現在、ここまで美しい個体が見られるようになっています。 幹之メダカは広島にある『めだかの館』の大場氏によって名付けられた品種で、4年間でここまで見事な個体が見られるようになったのです。写真の個体は神奈川県川崎市の中里氏による繁殖個体で、写真の個体は背の輝青色の幅が広いものをチョイスしましたが、ラインが頭部にまで及ぶ強スーパー光も多数出てくる系統です。 幹之メダカのグレードについては、『めだかの館』でグレード分けの基準があり、この基準を日本のスタンダードにしていきたいものです。体長の1/4までの間に幹之の輝青色線があるものを弱光、体長の1/2までのものを強光、胸ビレ付け根までの間にあるものを弱スーパー光、弱スーパー光以上の長さを持つものを強スーパー光としています。輝青色線の起点は背ビレの付け根からが前提ですので、背ビレから尾ビレにかけての線の長さは含みません。幹之メダカはポピュラーになりつつある品種ですが、他品種と交配しても出現するため、背部に輝青色線があれば幹之メダカのようにオークションなどで扱われていますが、やはり血統的にしっかりとしたものを入手すべきです。純系の良さは純系を飼育しなければ判らないものなのです。 今年は、Enjoy Aquarium Seriesの新刊で、幹之メダカの楽しみ方を出版する予定だけでなく、『メダカ百華事典(仮題)』という改良メダカの楽しみ方を一冊にまとめた決定版を出版する予定でおります。 2012/1/6 F.M. |
名前 琥珀透明鱗三色メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Kohaku Tricolor | |
価格 1500円〜 | |
ここ最近の改良メダカで幹之スーパー光とともに注目度の高い品種が錦鯉の三色のような色柄を持った三色メダカです。これは楊貴妃透明鱗のブチタイプや琥珀透明鱗のブチタイプから出来るもので、ブチをどのように遺伝させ、白飛びと呼ばれる体色の白く抜けた部分をどう遺伝させるか?で綺麗な個体が作れるものです。難易度は高い品種ですが、是非、今年、しっかりとした個体を固定させてみてはいかがでしょうか? 当社では『メダカ百華事典(仮題)』という改良メダカの楽しみ方を一冊にまとめた決定版を出版する予定でおります。 2012/1/4 F.M. |
名前 楊貴妃透明鱗メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Yokihi Toumeirin | |
価格 1000円〜 | |
改良メダカの中でも特に高い人気を維持し続けている品種が楊貴妃メダカです。朱赤色が濃く、尾びれの上下端、腹部の稜が鮮やかな朱色になるのが特徴で、メラニン色素の残ったタイプが琥珀メダカと呼ばれています。この系統は光メダカ(東天光)やだるまタイプ(初恋)も人気がありますが、この透明鱗でも不完全な透明鱗(普通目)は今後、色々な可能性を秘めたタイプと言えます。しりビレの朱赤色が飛んでいますが、これは白飛びと呼ばれる前兆で、これにブチの遺伝子を入れることで人気の三色メダカを作ることが出来ます。改良メダカは今年以降は遺伝に基づいた交配が盛んになるように思えます。 2012/1/4 F.M. |
名前 楊貴妃ダルマメダカ(初恋) |
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学名 Orizias latipes var. Yokihi Daruma | |
価格 1000円〜 | |
楊貴妃メダカのだるまタイプは、姿が愛らしく人気のある品種のひとつです。このシャープな顔付きをした個体は広島のブリーダーの方の繁殖個体です。だるまメダカ同士で産卵させると体形の丸さからどうしても受精率が低くなる傾向がありますが、良い体形をしただるまメダカ同士で産卵させ、雌が腹部に卵を付けて泳いでいる時に指で取って小さな容器でフ化させることでまとまって採ることができます。Fu遺伝子という遺伝子を持つことが必須で、この遺伝子を十分に表現させるために28℃以上の水温が必要ともされています。 当社から、エンジョイ・アクアリウム・シリーズのVol.3で『楊貴妃メダカ』が好評発売中です。 2012/1/3 F.M. |
名前 幹之メダカ |
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学名 Orizias latipes var. Miyuki | |
価格 1000円〜 | |
新年明けましておめでとうございます。旧年中は当社出版物をご贔屓くださいまして誠にありがとうございます。 2012年最初のお薦め生体は幹之メダカといたしました。各ヒレ、背びれ周辺の背面に独特の青白い輝きを持ったメダカは、人気の改良メダカの中でも特異な存在で、興味深い遺伝子を持っています。今年の当社は改良メダカに力を入れ、Enjoy Aquarium Seriesの新刊で、幹之メダカの楽しみ方を出版する予定だけでなく、『メダカ百華事典(仮題)』という改良メダカの楽しみ方を一冊にまとめた決定版を出版する予定でおります。今年も宜しくお願い致します。 2012/1/1 F.M. |
名前 アフリカツメガエル |
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学名 Xenopus laevis | |
価格 500円〜 | |
ケニア、ウガンダからカメルーン、そして南アフリカにまで広く分布するアフリカ原産の水生ガエルです。アルビノ品種を含めて観賞用、あるいは大型熱帯魚用の餌用として大量に流通しています。小型のヒメツメガエル(コンゴツメガエル)とともに、水槽内で飼育している方も多く、前肢を器用に使って餌を口に掻き込む姿はユーモラスで可愛いところもあります。 当社では来春を目標にEnjoy Aquarium Seriesの新刊で、ツメガエルの楽しみ方を出版する予定です。 2011/12/30 F.M. |
名前 ダニューブクシイモリ |
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学名 Triturus dobrogicus | |
価格 8000円〜 | |
ヨーロッパに生息するクシイモリの仲間です。雄が繁殖期になるとある種の恐竜のような背ビレを持つことが特徴です。この背ビレは日本では冬から春先の時期に見られるもので、その他の時期は雌と同じ姿をしています。他のイモリに比べ胴長な体形をしており、背ビレがなくとも特徴的ですが、やはりその真価は繁殖期にあります。体色も普段は茶褐色の地味な色合いですが、黄色からオレンジの美しい色合いに染まります。残念ながら流通量はごく少なく、熱心な愛好家による繁殖個体が見られる程度で、輸入されることはあまりありません。飼育自体は容易で、一年を通して水中での飼育も可能です。冷凍アカムシや人工飼料にも馴れますが、やや気の荒い面もあるので、複数飼育には注意が必要です。 2011/12/28 Y.T. |
名前 ルリーシュリンプ |
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学名 Caridina sp. | |
価格 800円〜 | |
台湾でレッドチェリーシュリンプを元にして作出された改良品種の小型エビです。濃い赤の部分と透明な体のコントラストが特徴的です。紹介された当初は数も少なく高価でしたが、だいぶ流通量も増え、まとめて購入することもできるようになりました。元がレッドチェリーシュリンプなため、飼育自体は容易と言えます。水質や環境があえば、ほどなくして稚エビが見られるでしょう。模様の入り方は非常にバラエティに富んでおり、色の濃さなどでレッドビーシュリンプのようにグレード分けもされているようです。選別交配をすることでより美しい個体を作り出す楽しみもあります。 2011/12/28 Y.T. |
名前 ネオレゲリア・“トリコロール” |
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学名 Neolegeria carolinae Tricolor | |
価格 1200円〜 | |
ネオレゲリアのポピュラーな品種のひとつで、園芸店でも見ることのできる存在感のある品種です。園芸店で流通するものは薬品によって開花を促進され、中央部が赤くなっているものが多く、今の時期は園芸店からブロメリアは消える時期ですが、熱帯魚店では置かれていることがあります。非常に美しい品種ですが、意外に安価で入手できます。 冬の寒い時期には中央部にあまり水を貯めずに、ちょっとずつ水やりしながら、1月から2月の極寒の頃には室内に入れて、水を切るようにして越冬させます。また春になれば、子株が展開してくれます。 2011/11/30 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“アニック” |
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学名 Neolegeria Annick | |
価格 2000円〜 | |
斑入りのやや細めの葉に鮮やかなワインレッドが美しいネオレゲリアの品種です。緑色の葉色もいいですが、ネオレゲリアにはこの赤系の葉色の品種が多数あります。冬でも葉色が楽しめるのがブロメリアの仲間の良いところです。「観葉植物は暑い時期のもの」というように思われがちですが、実際には日本の猛暑はどんな植物にとっても厳しいのです。温度を5℃以上に保って育てれば、一年中を通してネオレゲリアの仲間を楽しめます。これは東京練馬にある(株)クロコに入荷したものです。 2011/11/30 F.M.. |
名前 ネオレゲリア・“カクテルヒート” |
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学名 Neolegeria Cocktail Heat | |
価格 2500円〜 | |
柔らかい黄色味を帯びた葉色が美しいネオレゲリアの改良品種のひとつです。11月から寒暖の差が大きくなると葉色がより鮮やかになるのもネオレゲリアの魅力です。これは東京練馬にある(株)クロコに入荷したものを水苔植えにして育てたものです。ネオレゲリアは葉色をコレクションするのが楽しい植物で、水槽の横などに置いておくと、楽しい気分になれます。 011/12/18 F.M.. |
名前 ネオレゲリア・“ハイボルテージ” |
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学名 Neolegeria High Voltage | |
価格 3500円〜 | |
ネオレゲリアの改良品種でも特に美しく、個人的には好みの品種です。これから本格的な冬を迎える際には、中央の水が貯まるところには水をたっぷり入れないようにして管理します。最低気温は5℃以上を気にしていれば枯れることはありません。最近、撮影をしている多肉植物を始め、日本の冬でも耐える耐寒性があることがブロメリアの仲間の良いところでもあります。 2011/12/18 F.M.. |
名前 エケベリア・“ロンドルビン” |
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学名 Echeveria cv. Rondorbin | |
価格 600円〜 | |
幹立ちするエケベリアの一品種で、日本で交配、作出されたものだとされています。親に使った種類がロンドンとドンドルビンという種類だったそうで、名称もそこから来ています。ロンドンという種類が幹立ちするタイプで、その形質を受け継いでいるのでしょう。この葉の色合いが見事で、小さいながら存在感が楽しめます。 来春には当社より、多肉植物の楽しみ方を紹介した単行本を刊行予定です。制作者が栽培を実際に楽しみ、それを映像で紹介できればと思い、鋭意撮影継続中です。 2011/11/30 F.M. |
名前 セダム・“オーロラ” |
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学名 Sedum rubrotinctum cv. Aurora | |
価格 500円〜 | |
丸味のある肉質な葉を展開するセダムの仲間で、園芸店などで普通に見られる種類のひとつがこのオーロラです。丸味のある水分を十分に貯えられそうな葉は、オリジナルの虹の玉より淡い色合いで、窓辺の陽の当たる場所によく似合う種類です。虹の玉などはこの葉を一つ一つ取って、用土の上に置いておくだけで殖やせますが、このオーロラは虹の玉より葉蒔きでは殖やしにくいところがあるそうです。やっぱり大群落にしたいところなので、頑張って殖やしてみたいと思います。 2011/11/30 F.M.. |
名前 セダム・“サンライズマム” |
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学名 Sedum Sunrize Mom. | |
価格 600円〜 | |
恋心、乙女心、オーロラ、虹の玉など、丸味のある肉質な葉を展開するセダムの仲間は、多肉植物の中でもビギナー向けの種類が多く、しかも美しい種類が多数知られています。その中で、やや葉先の尖ったこのサンライズマムは、葉の外縁が赤く縁取られる独特な形をした種類です。紅葉するところも多肉植物の魅力で、このサンライズマムも紅葉する頃には茎まで赤くなり見応えがあります。育てやすい品種です。 来春には当社より、多肉植物の楽しみ方を紹介した単行本を刊行予定です。制作者が栽培を実際に楽しみ、それを映像で紹介できればと思い、鋭意撮影継続中です。 2011/11/26 F.M. |
名前 セデベリア・静夜つづり |
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学名 ×Sedeveria Super Brow | |
価格 500円〜 | |
学名の属名の前に×が付けられたものは、属間交配を示しており、このセデベリアは、セダム属とエケベリア属を交配して作られたものです。明るい黄色い葉色をした、この静夜つづりは、セデベリアの中でも上品な美しさがあります。紅葉期にはこの葉色がオレンジ色に染まります。葉挿しで容易に育てられる強健な品種でもあります。植えている鉢は7.5cm直径の鉢で、この小型の鉢で楽しめるところも多肉植物の魅力のひとつです。 2011/11/26 F.M.. |
名前 エケベリア・シャビアナ |
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学名 Echeveria shaviana | |
価格 800円〜 | |
ロゼット型に形成される葉形が魅力の多肉植物のエケベリア属であるが、フリル系と呼ばれる、葉の外縁が波打つ葉形を持つ品種も多数知られている。その中で、比較的、よく見られるものがこのシャビアナであろう。淡いピンクレッドの色合いもアクセントになるコレクションには是非、加えておきたい品種である。大型になるので、なるべく水やりと施肥を抑えて、コンパクトな姿を保つようにしたい。 来春には当社より、多肉植物の楽しみ方を紹介した単行本を刊行予定です。制作者が栽培を実際に楽しみ、それを映像で紹介できればと思い、鋭意撮影継続中です。 2011/11/20 F.M. |
名前 エケベリア・“キャシーズ” |
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学名 Echeveria cv. Cassyz | |
価格 700円〜 | |
葉の先端に近い部分で葉幅が広くなるエケベリアの一種です。葉がロゼット状に開いていますが、しっかりと育てると、葉は桃型にまとまる品種です。色々な多肉植物を見ていて、観賞魚飼育者はどうしても世話をしたがる傾向があるのですが、こと多肉植物は水やりにしても施肥にしてもなるべくやらない我慢が必要で、ちょっとメンテナンスの部分では物足りなさを感じるでしょうが、それが植物を相手にすることなのです。魚と違ってスローな成長を楽しめるのが植物の良いところです。 2011/11/19 F.M.. |
名前 蝶尾(三色) |
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学名 改良品種 | |
価格 2500円〜 | |
奈良県にある『やまと錦魚園』で2011/11/13に行われた金魚のふる里会品評会で蝶尾部門で優勝した個体です。モザイク透明鱗性の三色ではなく、白、黒、赤が体表に現れるタイプの三色で、中国の広州産の金魚から知られるようになったものです。蝶尾は名称の通り、上から見た時の尾ビレの形が蝶のような形をしていることから付けられたもので、親骨がしっかりとした個体は優雅な泳ぎを見せるたびに、この蝶尾独特の尾を展開してくれます。これからの季節は水温も下がり、実は金魚を導入するのが楽になる季節です。魅力的な蝶尾を気にかけてみてはいかがでしょう? 2011/11/14 Y.T. & F.M. |
名前 熊童子 |
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学名 Cotyledon ladismithiensis | |
価格 500円〜 | |
こちらの多肉植物は、その見た目で気に入った種類です。名前からもわかるように、熊の手を思わせるような姿をしています。モフモフとした細かな毛が密生しており、爪状の模様が入る様子はまさに小熊を思わせてくれます。生長すると20cmほどの高さとなりますが、この小熊の手が密生する様子も見てみたい気がします。他にも黄色や白の斑模様が入る品種も知られています。 2011/11/14 Y.T. |
名前 コノフィツム“蛇の目” |
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学名 Conophytum sp. | |
価格 500円〜 | |
コノフィツムの仲間は非常に多くの種が知られ、交配種なども盛んに作られている多肉植物です。独特な草体をしており、ゲームキャラのスライムのような形をしたものから、円形、二股になっているものなど、様々な形を楽しむことができます。さらに秋には可憐な花を咲かせて美しい姿を見せてくれます。この季節には、園芸店などでもその姿を見ることができると思います。ただし、開花した姿はそれほど長く楽しめないので、まだ蕾の状態の株を選んだ方がよいでしょう。 2011/11/14 Y.T. |
名前 チョコレート・シュリンプ |
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学名 Neocaridina sp. | |
価格 -円〜 | |
東京練馬区にある観賞魚総合卸の『(株)クロコ』に新しい小型シュリンプが輸入されました。チョコレート・シュリンプ自体は少し前から聞かれる名前でしたが、そのバリエーションが多数居ることには驚かされました。 10月頭に台湾で行われた大規模なアクアリウムショーの会場に、ある台湾の業者が数十本の水槽を使いそれぞれにエビを入れて紹介していました。お馴染みのシャドウ・シュリンプやゴールデンアイ、スラウェシのエビと共にこれらも並んでいたのですが、同じチョコレート・シュリンプとの説明を受けて、同行していたクロコの榎本氏と強く興味を惹かれました。もとは台湾に生息するエビとのことでしたが、その選別交配により各タイプが作出されたとのことです。茶、赤、青、緑、ラインタイプという5バージョンがあることをブリーダーから説明されました。基本となるのは茶のようですが、それも濃い焦げ茶から淡いものまでバリエーションが見られます。次いで多いのが赤。これは同じ台湾産のレッドチェリーや極火蝦の赤いとも違う明るい色合いが目を引きます。その他の青、緑、ラインはまだ新しいのか、あまり数は採れないそうで、表現もまだ固まっていない印象を受けました。実際、今回5タイプとして輸入されましたが、中には違った色合いも見られ、これが表現型なのか、水質や移動の影響によるものなのかなど、不明な部分も多いようです。 まだ飼育条件など詳しい情報の少ないエビですが、水槽内での繁殖が可能で、同じ台湾産のレッドチェリーと近い飼育法で現在試されています。今回はサンプル的な輸入でもあり、すべてのタイプが流通するまではまだ時間がかかりそうですが、繁殖や選別といった楽しみのある魅力的な小型エビが仲間入りをしたと言えます。 2011/11/14 Y.T. |
名前 エケベリア・“パールフォン・ニュールンベルク” |
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学名 Echeveria cv. Perle von Nurnberg | |
価格 600円〜 | |
集め始めると、コリドラスやハイフェソブリコンのように集めたくなってしまうコレクターズアイテムとしての魅力が多肉植物にはあります。7cmほどのプラ鉢で育てられるので、数を集めても場所をとらないところがいいところなのかもしれません。今日、紹介させていただく「パールフォン・ニュールンベルク」は一般的な普及品種のひとつで、園芸店でも比較的、見る機会の多いエケベリアです。強健品種で、上へ上へと幹立ちする性質がありますが、こじんまりと小型でまとめれば独特の紫色がかった葉色を楽しむことができます。 2011/11/13 F.M. |
名前 エケベリア・“ワーシーワン” |
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学名 Echeveria wacyone | |
価格 1000円〜 | |
今日も多肉植物、ベンケイソウ科のエケベリア属の一品種を紹介しておこう。「ワーシーワン」という品種名が付けられた愛らしい品種で、明るめの緑色に赤い縁取りがあります。学名の読み方は魚類的に読めば「ワキオネ」となるのですが、植物の品種名では独特な読み方がされていることが多いです。2.5号の鉢から楽しめるエケベリアです。 2011/11/11 F.M. |
名前 エケベリア・“サブセシリス” |
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学名 Echeveria peacokii 'subsessilis' | |
価格 600円〜 | |
今日は、もう一種、エケベリアを紹介しておきます。サブセシリスという名の葉先はやや丸味を帯びる美しい品種です。ご覧のように、葉は青みがかった緑色で、その幻想的な色合いは、見ていて飽きることがありません。葉には多肉植物に多く見られる白い粉を塗したような独特な雰囲気も楽しめます。まだ未定ですが、来春には多肉植物のカタログを中心とした入門書を刊行予定です。ちょっとした場所と、観賞魚用の2灯式蛍光灯で育生できる多肉植物、今がハイシーズンなので、是非、一度、園芸店で足を止めて、多肉植物の姿形を見てみてください。 2011/11/9 F.M. |
名前 エケベリア・“桃太郎” |
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学名 Echeveria MOMOTAROU | |
価格 700円〜 | |
最近、秋になり、気温も低くなってきたので、多肉植物のコレクションを楽しめるようになりました。「ピーシーズはブロメリアに続いて、次は多肉植物か?」と言われそうですが、2.5号鉢(直径7.5cm)で各品種が楽しめる多肉植物は、水槽の横に置いておける手軽さと、水をあまり与える必要がない、世話に時間がかからない植物なのです。その中でも、ベンケイソウ科のエケベリア属はブロメリア同様、多くの改良品種があり、その形、葉色が楽しめるグループなのです。この桃太郎と名付けられた品種は、葉を縁取る赤色が魅力的な品種です。 2011/11/9 F.M. |
名前 2011年らんちゅう当歳魚日本一 |
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学名 Carassius carassius auratus | |
価格 価格なし | |
金魚の王様、らんちゅうの日本一を決定する、第56回日本らんちう協会全国品評大会が、11/3の文化の日に、大阪豊中の服部緑地公園内ウォーターランドにて行われました。今年も全国から700名以上の会員の方々の来場があり、品評会は激戦の審査となりました。その中から、当歳魚の部門で日本一を獲得した魚が、この魚で、愛媛県在住の佐藤英朗氏の持ち魚に決定いたしました。当歳魚らしい見事な尾型、目幅、体幅も十分で背下りにも十分な太みのある銘魚でした。また、らんちゅうは来シーズンへ向けて、新たな年が始まります。 2011/11/4 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“アマゾン” |
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学名 Neolegeria Amazon | |
価格 2800円〜 | |
小型のネオレゲリアです。千葉県鴨川にある『たゆみま農園』が輸入された品種のひとつです。原種っぽいのですが、名称の表記がamazonではなく、大文字から始まるAmazonなので、今のところは改良品種表記された品種ということになります。葉姿もよく、草丈は15cm以下、葉の表面には無数の赤褐色の斑点があります。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。 2011/10/29 F.M. |
名前 ネオレゲリア・エレウテロペタラ |
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学名 Neolegeria eleutheropetala | |
価格 3000円〜 | |
この原種ネオレゲリアは、東京練馬にある(株)クロコに輸入されてきたものです。エレウテロペタラは、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーに分布する原種で、写真の株はまだ若い株で、鋭い棘のある葉を伸長させ、見事なロゼット型になります。こういった特徴的な原種が日本でも入手できるようになりつつある今日が楽しくてたまりません。熱帯魚の水槽の横にネオレゲリアをコレクションされてはいかがでしょう? 2011/10/29 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“ドミノ” |
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学名 Neolegeria Domino | |
価格 2500円〜 | |
原種paucifloraとchrorostictaを交配して作られた改良品種です。独特の葉裏の模様が魅力的で、葉姿はpaucifloraから、葉色はchrorostictaから受け継いだもので、コレクションには是非、加えておきたい存在感のあるネオレゲリアです。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。 2011/10/29 F.M. |
名前 ネオレゲリア・オーレンス696 |
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学名 Neolegeria olens 696 | |
価格 2500円〜 | |
原種のネオレゲリアを紹介しておこう。アメリカから輸入されたオーレンスで、写真の株はまだ若いが、成長すると葉先はもっと赤褐色の部分が大きくなり、葉も円形に拡がるネオレゲリアです。それでも草丈は15cm以下と小型の部類に入ります。原種のコレクションもネオレゲリアを始めとするブロメリア・コレクションの楽しみ方のひとつです。 2011/10/29 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“チキータリンダ” |
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学名 Neolegeria Chiquita Linda | |
価格 1500円〜 | |
小型のネオレゲリアの人気品種の一つを紹介しましょう。チキータリンダは原種N.liliptianaに人気品種ファイヤーボールを交配して作られた品種で、やや赤味がかる葉色が魅力的で、葉には細かい赤い斑点が散在します。写真の株はアメリカから輸入したもので、「ベビーリンダ」の呼称で(株)クロコにも届いていました。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/24 F.M. |
名前 ネオレゲリア・ドゥングシアナ |
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学名 Neoregelia dungsiana | |
価格 1200円〜 | |
非常に小さな原種のネオレゲリアの一種がドゥングシアナです。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ周辺から知られる原種で、大きくなっても草丈は8〜10cmにしかなりません。よく殖える原種ネオで、是非ともその群生をお楽しみください。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/24 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“ベイブ” |
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学名 Neolegeria Babe | |
価格 2800円 | |
ネオレゲリアの仲間は、葉が作るロゼットの直径が30cm以上になるものから、高さが10cmほどで止まる小型のものまで、バラエティに富んでいます。この“ベイブ”はオーストラリアのグレイス・グーデ女史の交配によって作出された小型品種で、草丈は10cm以下、それでいて形、色合い、どちらも上品な愛らしいネオレゲリアです。アメリアからの輸入で、横浜にある『生麦海水魚センター』に届いていました。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/23 F.M. |
名前 ゼニタナゴ |
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学名 Acheilognathus typus | |
価格 3000円〜 | |
日本産タナゴ亜科魚類の中で、秋産卵型の種類は3種類知られています。 カネヒラ、日本の天然記念物であるイタセンパラ、そしてこのゼニタナゴの3種類です。本来、ゼニタナゴは東北地方から関東地方に分布していたのですが、生息環境の悪化、産卵床となる大型淡水二枚貝の消失などによって今では東北地方の一部でのみ生息が確認されるようになった、絶滅の危険性が高い淡水魚の一種です。環境省のレッドデータでは、絶滅危惧IA類に記載されている種類で、絶滅種の次のランクに記載された現状が非常に危ぶまれている淡水魚の一種なのです。 今年は、淡水生物の生活が例年より3週間ほど遅れている傾向があるのですが、このゼニタナゴも今からが産卵の最盛期となりそうです。 観賞用としての流通は天然魚では難しいのが現状で、養殖された個体が出回るのですが、このゼニタナゴは飼育、繁殖の難しい部類に入るタナゴの一種で、繁殖をさせるためにはカラスガイや大型のドブガイ、カワシンジュガイを屋外で良好に管理できる人でなければ困難だと言える種類なのです。「あっ!ゼニタナゴだ、珍しいから飼ってみよう!」といった安易な考え方では貴重なゼニタナゴを殺してしまうだけになりがちです。 この稀少な淡水魚を入手できる機会に恵まれたなら、屋外で最低でも90cm水槽以上の広めの容器で、大型淡水二枚貝の長期飼育を可能とする環境を整えて飼育していただきたいと思います。種の保存法で、こういった稀少生物の採集、売買が禁止になってしまうかどうか?は、安易な飼育者が皆無になる必要があるのです。是非ともしっかりとした環境を整えての飼育を試みて、種の保存の一役を担うぐらいの心づもりを持っていてください。 最後の写真はゼニタナゴの受精卵ですが、この卵はこれから約半年をかけて、自由遊泳できる仔魚となれるのです。その長い期間、二枚貝を良好に管理できなければ、ゼニタナゴは刹那的に飼われるだけになってしまいます。 2011/10/22 F.M. |
名前 ネオレゲリアの植え付け方 |
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学名 Neolegeria spp. | |
価格 1000円〜 | |
東京練馬区にある観賞魚総合卸の『(株)クロコ』が品質の良いネオレゲリアを始めとするブロメリアの仲間を輸入、園芸店向けではなく、観賞魚ショップ、爬虫類ショップに向けて新たな趣味の世界を拡げようとされています。 ネオレゲリアの仲間はその中でも品種数が多く、コレクションし始めれば、すぐに好みの10品種、20品種と鉢が増えていくものです。 今週輸入されてきたネオレゲリア5品種を昨日、送っていただき、生長を楽しみにしたいと思っています。ネオレゲリアの植え付けは、そのブロメリア科植物に合った鉢、鉢底石、水ゴケがあれば、植え付けることができます。水ゴケの単品使用で、肥料を与えないことがネオレゲリア各品種の特徴を出して育生するために最適な資材が、鉢、鉢底石、水ゴケだけなのです。 各株に合った大きさの鉢を用意し、まず鉢の1/3ほどに鉢底石をいれます。植物の根部が十分に植えられる高さを決め、鉢の中央に植物が来るように手で固定しながら、その回りに水ゴケを押し込むように入れていきます。根部をある程度固定できたら、鉢の縁から水ゴケを押し込むように入れて、しっかりと植物体が固定できたら完成です。 ネオレゲリアを始めとするブロメリアの仲間は根はあまり重要ではなく、葉の中央部にある筒状の部分に水やりをするだけで生長します。そうは言っても植え込む際にはグラグラしないように植え込むことは忘れないようにしてください。 今回、入手できた5品種はそれぞれネオレゲリアの魅力が楽しめる品種です。植え込みが終わったところで、中央部に水を入れて植え付け終了です。品種数が多いので、各鉢に名札は必ずつけるようにしてください。 観賞魚業界に流通し始めたブロメリアの仲間を是非、お楽しみください。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 こんs 2011/10/20 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“ハンニバル・レクター” |
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学名 Neoregelia Hannibal Lecter #1 | |
価格 8000円〜 | |
約5000品種以上が知られるネオレゲリアの改良品種の中でも、覚えておいていただきたいコレクターズアイテムがいくつかあります。その一つが、名品ハンニバル・レクターです。原種プンクタティッシマN.punctatissimaにカルカロドン・タイガーN.carcharodon Tigerを受粉させて作られた葉の赤褐色の縞模様が特徴的な品種です。ハンニバル・レクターは、『羊たちの沈黙』など、作家、トーマス・ハリスの作品に登場する架空の人物名です。ネオレゲリアをコレクションし始めたなら、この品種をいつか楽しんでみてください。入手され、栽培を始められれば納得していただけることでしょう。来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/14 F.M. (Corprate by K. Tomono) |
名前 ネオレゲリア・“シルバーカリス” |
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学名 Neolegeria Silver Chalice | |
価格 8000円〜 | |
今日も一点、ネオレゲリアの魅力的な品種を紹介しておきます。“シルバーカリス”はconcentrica#1とDecoraを交配して作られた品種で、コンセントリカの雰囲気を残しつつ、中央部が藤紫色に色付く大型のネオレゲリアです。葉を拡げた直径は60cmに達しますが、それはそれで迫力があり、見応えのある品種の一つなのです。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/14 F.M. (Corprate by K. Tomono) |
名前 ネオレゲリア・スペクタビリス |
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学名 Neoregelia spectabilis | |
価格 3000円〜 | |
ここに来て、急にブロメリアを掲載するようにしているのですが、それだけこの植物には魅力があるのです。今まで紹介してきました5品種は改良品種で、今日、紹介する2種類はネオレゲリアの原種です。 このスペクタビリスは写真の株で直径40cmほどがありますが、これで4株ほどが密に生えています。葉先にはピンク色のチップがあり、この特徴は改良品種のいくつかにも見られます。ネオレゲリアの仲間は多種、多品種ありますが、原種にこだわってコレクションしても楽しいものです。 2011/10/11 F.M. |
名前 ネオレゲリア・ティグリナ |
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学名 Neolegeria tigrina | |
価格 2000円〜 | |
ネオレゲリアの魅力的な原種の一種です。原種の小型種の多くは、写真のようにストロンと呼ばれる茎状の部位を伸長させて、そこに親株と同様の姿をした子株を付けます。ティグリナは葉や葉裏に褐色の縞模様を見せる原種らしい魅力的な種類です。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/11 F.M. |
名前 ネオレゲリア・“クラックリン・レッド” |
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学名 Neoregelia Craclkin Red | |
価格 3000円〜 | |
やや細めの葉と鮮やかすぎる赤褐色の葉色が見事なネオレゲリアの改良品種です。ハイブリッザーはZaghini S.で日本ではほとんど見ることが出来ない魅力的なブロメリアの仲間も、今後は徐々に観賞魚業界の別腹の趣味として定着していってくれることを望みます。魚の飼育とブロメリアの栽培は確実に両立できるものなのです。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/7 F.M. (Corprate by K. Tomono) |
名前 ネオレゲリア・ヨハニス・イエロー |
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学名 Neolegeria johannis Yellow | |
価格 5000円〜 | |
ネオレゲリアの原種は100種近くが知られており、このヨハニスは原種ネオレゲリアの一種。品種名が大文字で始まるものが改良品種、魚類同様、種小名が小文字で始まるものが原種なので、覚えておいておかれると良い。葉の中央部に斑入り部分が見られ、variegatedとして斑入り品種は名称で分けられています。葉先に強く赤褐色の色が乗り、優雅の中に迫力を感じさせる種類です。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/7 F.M. (Corprate by K. Tomono) |
名前 ネオレゲリア・“リトル・ジョイ” |
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学名 Neoregelia Little Joy | |
価格 800円〜 | |
赤と黄緑色が織りなす独特な模様が魅力のネオレゲリアの改良品種の一品種です。Vulkanとcarolinaeを交配して作出された品種で、葉全体がもっと赤味が強くなる株も知られています。オーストラリアの有名な交配家、Goode G.の作品の一つで、ハイブリッザーの好みがコレクションに活きてくることもあります。美しいネオレゲリアはやはり20鉢、30鉢…と集めることでその魅力を楽しむことが出来ます。当社から刊行された『プロファイルEX エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。また来春にはブロメリアの魅力を満載にした一冊を出版予定です。 2011/10/7 F.M. (Corprate by K. Tomono) |
名前 アラバマ・レインボーシャイナー |
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学名 Notropis chrosomus | |
価格 2500円〜 | |
アメリカ合衆国アラバマ州などに生息するコイ科魚類です。蛍光色に光り輝く非常に美しい姿をした小型種で、成魚でも6cm程となります。以前はヨーロッパルートでごく少数が輸入されていましたが、最近になって東南アジアで養殖されたものが入荷するようになりました。落ち着いてしまえば飼育は容易で、冷凍アカムシやブラインシュリンプ、人工飼料にも餌付きます。 特徴的な色彩はぜひ実物を見ることをお勧めします。目で見た色合いが写真にするとでにくく、歯がゆい思いをします。寝かせる前に蛍光灯を消して見ていただけると、さらに驚くような色合いを行動を見せてくれます。 2011/9/28 Y.T. |
名前 ネオレゲリア・“アマゾン” |
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学名 Neolegeria Amazon | |
価格 2800円〜 | |
このネオレゲリアの一品種も、ドワーフタイプで、草丈は12cmほどで、60cm水槽でのレイアウトにも十分に使えるサイズの魅力的な品種です。ネオレゲリアは、葉体の中央部の水が貯まるところから突出しないで花を咲かせるブロメリアで、その小さな花は可憐です。この花が咲くと、茎状のストロンを伸ばして子株を付けたり、親株の脇から子株を出します。葉の色合いを楽しみ、花を楽しみ、子株の繁殖を楽しむ…ネオレゲリアは本当に楽しいブロメリアなのです。当社から刊行された『プロファイルEX
エアープランツ&ブロメリア』を参考にして、この美しい植物を楽しんでください。
2011/9/28 F.M.
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名前 シュードムギル・ペルシドゥス |
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学名 Pseudomugil pellucidus | |
価格 2500円〜 | |
先日突然の入荷を果たしたイワントソフィと同じ西パプアに生息するシュードムギルの一種です。本種も洋書などで掲載はされていたものの、採集地の問題から今まで生体が見られることはありませんでした。イワントソフィのルートができたことで、本種もついに日本へ上陸しました。輸入後まもないため、やはりその色合いは完全とは言えませんが、名前の由来となった透けるような体にヒレの色合いが映えます。今回見られたのは3cmほどで、成魚でも5cmに満たない小型種となります。着状態によるものか、ややデリケートなようなので、トリートメントは必須となります。pH7前後の古すぎない水質で、生きたブラインシュリンプなどを十分に与えたいものです。ある程度のまとまった数で輸入されましたが、しっかりと累代繁殖をしたい種類です。 2011/9/06 Y.T. |
名前 アルビノ・レッドコロソマ |
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学名 Piaractus brachypomum var. | |
価格 10000円〜 | |
真紅に輝く目を持つ完全なアルビノのコロソマが登場しました。養殖過程で出現したようで、少ないながらも複数匹が輸入されました。アルビノにありがちな虚弱な面は見せず、しっかりとした体形で活発に泳いでいました。水槽外の様子もしっかりとわかるようで、こちらの動きにもすぐ反応し、エサ食いもよいようです。ヒレの赤みは本種の幼魚時の特徴で、個体や大きさによって濃淡があります。大型カラシンのアルビノとしては初となり、大きく成長した姿が非常に楽しみな魚がアクアリウムの仲間入りをしました。 2011/9/06 Y.T.
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名前 アフリカツメガエルのフ化幼生 |
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学名 Xenopus laevis | |
価格 販売はない | |
アフリカツメガエルのフ化幼生です。水棲ガエルのポピュラー種で若いカエルは観賞魚店でも見ますが、成体や卵はほとんど見ません。じっくりと飼育するとかなり面白いカエルなのですが、しっかりとした飼育書がないのが現状です。 ピーシーズでは、ゼノパス属の魅力を紹介する新刊を刊行すべく、撮影を継続しております。お楽しみに! 2011/8/10 F.M. |
名前 コバルトヤドクガエル |
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学名 Dendrobates azureus | |
価格 30000円前後 | |
一度見たら忘れられない鮮烈なブルーの体色とボリューム感から、ヤドクガエルの中でも常にトップクラスの人気を誇る種類が。最大で4cmから4.5cmになるヤドクガエルで、ヤドクガエルの中では大型種で、縄張り意識も高めなので、複数飼育をする際は中〜大型のビバリウムを用意した方が良いでしょう2011年8月、待望のヤドクガエルの単行本が刊行されることになりました。タイトルは『密林の宝石 ヤドクガエル』です。144ページオールカラーで、定価は2100円です。どうぞご覧ください。2011 2011/7/26 Y.T.
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名前 琵琶湖オオナマズ 卵とフ化仔魚 |
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学名 Silurus biwaensis | |
価格 時価 | |
今年も安定しない気候下で、先週などは初めてに等しい妙な動きをした台風9号に悩まされました。 しかし、今年も時期は遅れはしたものの、琵琶湖ではビワコオオナマズが産卵しました。その卵を愛知県小牧市にあるアクアファームコバヤシより譲っていただきました。卵は到着翌日にフ化!現在はブラインシュリンプ幼生を食べています。 2011/7/26 F.M. |
名前 楊貴妃透明鱗ヒカリメダカ 紅 |
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学名 Orizias latipes var. | |
価格 1500円〜 | |
人気の楊貴妃メダカの新しいタイプが透明鱗ヒカリです。2008年に品評会で初めて発表された時のニックネームが「紅(くれない)」で、その後、多くのメダカ愛好家の垂涎の的となった魚です。別の系統から作られた楊貴妃透明鱗に「篤姫」の名前が付けられ、同じ表現型のメダカに「紅」と「篤姫」の二つの名称があるのが現状です。最近では、「紅」も「篤姫」の名称も普通体形の楊貴妃透明鱗にも使われるようになっていますが、本来は楊貴妃透明鱗ヒカリにだけ使われるべきではないかと思っています。 2011/7/15 F.M.
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名前 シュードムギル・イワントソフィ |
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学名 Pseudomugil ivantsoffi | |
価格 3500円〜 | |
西パプアに生息するシュードムギルの一種、イワントソフィが突然、やってきました。生息地への採集旅行が難しい種類のため、日本にワイルド個体が輸入されるのはほぼ困難だと思っていたのですが、いきなり来ました。まだ2cmほどの若成魚のため、本種独特の美しさは十分に発揮されているとは言えませんが、まず飼育できるだけで感動できます。Timika周辺に分布する小型種で、種小名はWalter Ivantsoff教授の名に因んだもの。しっかりと育てて水槽内で繁殖させて累代繁殖したい種類です。 2011/7/13 F.M. |
名前 ウエキゼニタナゴ |
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学名 Rhodeus sinensis | |
価格 1500円〜 | |
韓国から届いたタナゴのメインはやはり人気のウエキゼニタナゴです。以前はRhodeus uyekiiという学名で知られていたバラタナゴ属の一種で、国内ブリード個体が時折見られますが、今回は韓国の採集個体で、体の黄色味、顔の形が違います。今回の輸入は愛知県小牧市にあるアクアファームコバヤシに届いています。5月刊行のプロファイル別冊で『タナゴの仲間』に続き、今月にはエンジョイ・アクリウム・シリーズの第一弾として『タイリクバラタナゴ』が刊行されます。出来上がりには自信がありますので、是非、ご覧ください。ん 2011/6/9 F.M. |
名前 チョウセンイチモンジタナゴ |
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学名 Acheilognathus yamatsutae | |
価格 2000円〜 | |
韓国から、タナゴの仲間が久しぶりに届きました。韓国でもタナゴ類が春の産卵期を迎え、驚くほど美しい婚姻色を発色させて届いています。日本にも多くの種類が知られるタナゴの仲間ですが、趣味として楽しむアクアリストは、責任を持って、終生飼育を試み、間違っても日本の淡水域に遺棄されることがあってはいけません。この美しい婚姻色を是非ともお楽しみください。 5月には当社からプロファイル別冊で『タナゴの仲間』がラインナップに加わっています。当社のこだわりのあるタナゴ写真を満載にしていますので、是非、ご覧ください。 2011/6/4 F.M. |
名前 シリアスジイモリ |
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学名 Ommatotriton vittatus | |
価格 7000円〜 | |
まるで帆掛竜を思わせるような姿になることから理科の教科書などにも登場するイモリ。有名ではありますが、生体が輸入されたのは数年ぶりでした。ただ、輸入されたのは現地で産卵を済ませたばかりなのか、やや痩せているような個体が比較的多く見られ、オスも産卵期の特徴である背ビレが縮み始めていました。こうなると陸上生活へと変わるため、陸場を設けておく必要があります。水中生活の時はイトミミズや冷凍アカムシを食べますが、上陸後は小さな虫などを与えなければなりません。根気よく馴らせばピンセットから人工飼料を食べるようにもなりますが、やや飼育難易度は高いと言えます。しかしながらしっかりと飼い込めば翌年には見事な姿をみることができます。入荷も不定期なので、入手できたら大切に維持していきたいイモリです。 011/4/26 T.Y. |
名前 ゴールデン・デザートゴビー |
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学名 Chlamydogobius eremius var. | |
価格 1800円〜 | |
オーストラリアに数種が生息するハゼの仲間です。沿岸から内陸部に分布していますが、アクアリウムに流通する本種は純淡水での飼育が可能です。オーストラリアという土地柄、ワイルド個体ではなく、ヨーロッパで繁殖維持されているものが輸入されます。一昔前にはよく見かけましたが、最近では、見る機会が減っています。写真は飼育型の黄変種で、黄色の体に背ビレの青が映えます。冷凍アカムシを好み、大型の卵を産むので水槽内繁殖も可能です。顔つきや背ビレの色などで雌雄は簡単に区別できますが、オス同士や同種間では争うので、ある程度の広さでシェルターなどを入れるとよいでしょう。 2011/2/25 Y.T. |
名前 台湾タナゴ(香港タナゴ) |
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学名 Tanakia himantegus himantegus | |
価格 1000円〜 | |
香港、台湾から輸入されてくるタナゴ亜科魚類の一種です。国産個体も流通しており、その美しさから人気があります。以前は中国大陸産のものも盛んに輸入されていましたが、最近は国産繁殖個体が主流になりつつあります。タナゴの仲間は活きた淡水二枚貝に産卵することが知られており、本種も産卵期には1.5cmほどの輸卵管を伸ばします。日本には外来種を含めて18種(亜種)が知られるタナゴ亜科魚類は、その婚姻色の美しさから人気があります。ただ国内の種類は絶滅の危機に瀕している種類が多く、飼育するなら、それなりの心構えと目的を持っていたいところです。今春プロファイル別冊でタナゴの仲間を発刊されます。 011/2/8 F.M. |
名前 チョウセンブナ |
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学名 Macropodus chinensis | |
価格 800円〜 | |
全身、暗褐色のベタやグーラミィに近縁なアナバンテッドの仲間です。日本には1914年頃に帰化したとされる外来淡水魚の一種です。日本では濃尾平野、山陽地方、関東地方などに生息していましたが、外来淡水魚ですが、生息環境の悪化からほとんど見られなくなった種類でもあります。数年前に中国揚州に行った時には、昔ながらの田園地帯の水路に本種が無数に見られました。そこには中国メダカも多数おり、昔は日本各地にこういったところがあったのだろうと思わせてくれました。 011/2/2 F.M. |
名前 ジュズカケハゼ |
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学名 Gymnogobius sp. | |
価格 1000円〜 | |
ジュズカケハゼは、関東、北陸以北の本州、北海道に分布するハゼの一種です。このハゼには複数の種類が含まれていることが報告されるようになり、現在、広域分布種、鳥海山周辺固有種、富山固有種、関東固有種という種群分けがされています。この個体は青森県産の個体で、広域分布種になります。婚姻色を出すメスの第一背ビレ後方の黒斑がはっきりとしています。純淡水性のハゼで、比較的、飼育も容易な種類で、ゆったりと泳ぐ姿は個人的には大好きです。早春にはもっと美しい姿になります。2/1に当社より『川や湖の生き物の飼い方』が刊行されました。是非、ご覧下さい。 2011/2/2 F.M. |
名前 イバラトミヨ |
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学名 Pungitius pungitius | |
価格 700円〜 | |
北海道、青森、新潟県以北の本州日本海側に分布するトゲウオの一種です。冷水性の淡水魚なので、秋から春先にかけては保温なしで容易に飼育ができますが、夏場には冷却装置が不可欠です。オスは巣作りすることが知られており、その興味深い行動は飼育下でもそう難しくなく観察することができます。トミヨの仲間はよく似たトミヨ、エゾトミヨがいますが、本種は、体側の鱗板は胸部と尾柄に分かれて、連続しない点が特徴です。大切に終生飼育が出来る人に飼育を楽しんでもらいたい淡水魚です。 2011/1/27 F.M. |
名前 オオヨシノボリ |
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学名 Rhinogobius sp. LD | |
価格 800円〜 | |
全国の河川、湖沼に生息するヨシノボリ類の中で、ルリヨシノボリと並び、大型になることからこの名がある魅力的なヨシノボリです。胸ビレ基部に明瞭な暗色斑を一個持つことが特徴のひとつです。河川の上流域から中流域の大きな岩や石が転がっている急流域に多く見られます。観賞魚としてはあまり流通しないヨシノボリのひとつです。オオヨシノボリと言っても特に大型の個体では10cmほどになりますが、大抵は8cmほどで、45cm水槽から飼育が楽しめます。雑食性で、冷凍アカムシや馴れれば人工飼料もよく食べるようになります。日本の冬でも保温なしで元気に泳ぎまわる姿を見ることができるのが、日本産淡水魚飼育の楽しいところです。 2011/1/14 F.M. |
名前 タイリクバラタナゴ |
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学名 Rhodeus ocellatus ocellatus | |
価格 500円〜 | |
ここ最近は日本産淡水魚の撮影を再開したのですが、最も入手がしやすい種類がこのタイリクバラタナゴです。外来淡水魚の一種ですが、今では本州、四国、九州に生息するようになったタナゴの一種で、観賞魚店で最も普通に見られます。淡水魚に興味を持たれる最初の一種として、観賞魚店で、ペアを買われてみてはいかがでしょう?産卵期は春先からで、オスは綺麗な婚姻色を見せてくれます。オオカナダモをバックに、活きた淡水二枚貝を同時に水槽に入れておけば、産卵行動も容易に観察できます。 2011/1/7 F.M. |
名前 ハス 若魚 |
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学名 Opsariichthys uncirostris uncirostris | |
価格 1000円〜 | |
本来は琵琶湖・淀川水系、三方湖に分布していたコイ科魚類の一種です。最近ではアユの放流種苗などに混ざって北海道を除く全国各地で見られるようになっています。口はへの字に曲がっているのが特徴で、吻端がほんのり赤くなる部位があることで、よく似たオイカワの若魚と区別ができます。泳ぎは俊敏で、琵琶湖では目にも止まらぬ速さで泳ぎ去っていきます。水槽では、この若魚から飼育することが適しており、導入当初はジャンプして水槽から飛び出してしまうことが多いので、ガラス蓋などで隙間を作らないようにすることが大切です。魚食種で、餌にはメダカなどを与えます。 2011/1/6 F.M. |
名前 ヌマチチブ |
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学名 Tridentiger brevispinis | |
価格 500円〜 | |
北海道から九州までの河川、湖沼に普通に分布しているハゼです。釣り人からはダボハゼと呼ばれて嫌われる存在ですが、じっくりと水槽で観察すると、その模様の微妙な配色に引き込まれます。性質が荒く、同種間で争うことが頻繁なのですが、そのために川石や流木でシェルターをたくさん作ることで、彼ら本来の行動を水槽内でも楽しめます。ちょっと川や湖に行って、飼育する魚を自分で採集することもアクアリウムを楽しむために大きく影響するものです。まだ寒いですが、今年は皆さんもフィールドへ出られてはいかがでしょう? 2011/1/6 F.M. |
名前 ニッポンバラタナゴ |
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学名 Rhodeus ocellatus kurumeus | |
価格 800円〜 | |
明けましておめでとう御座います。今年も当社出版物を宜しくお願いいたします。さて、正月最初のお薦め生体は、あまり気楽にはお薦めしたくはないのですが、ニッポンバラタナゴを紹介したいと思います。琵琶湖淀川水系、香川県、兵庫県、岡山県の瀬戸内側、九州北西部に分布するニッポンバラタナゴは、外来種のタイリクバラタナゴとの交雑の影響、そして生息環境そのものの環境の改変によって純系の個体が激減してしまったタナゴ亜科魚類の一種です。九州北西部産の本種が観賞魚ルートでも流通していますが、やはりレッドデータに記載される種類を飼育するという気構えを持った方だけに終生飼育、累代繁殖を強く意識した飼育を楽しんでいただきたい生体です。
2011/1/4 F.M. |